パーベイシブ・コネクティビティ(Pervasive Connectivity)は、組織のすべてのテクノロジーとデータを統合するため、アセットが正しく統合されているかどうかを心配する必要がなく、これがあれば、多様なデバイスに対応し、UX(ユーザーエクスペリエンス)、データの準備、人間とコンピュータのインタラクションの向上につながる統合されたエクスペリエンスを得ることができます。

APIによるコネクティビティは、あなたの目指すパーベイシブ・コネクティビティの目標に貢献できます。Integrate.ioには、エンドユーザがモバイルデバイス、オンプレミスのデスクトップコンピュータやリモートデバイスからデータへのアクセスを可能にする、ローコードのアプローチがあります。 無料トライアルにサインアップして、Integrate.io がどのように統合されたユーザーエンゲージメントを実現するのかをぜひご覧ください。

パーベイシブ・コネクティビティとは

今日のITエコシステムには、コンピューティングシステム、オンプレミスデータベース、IoT、マルチクラウドサーバー、モバイル通信技術など、さまざまなアセットが含まれています。現代のビジネスモデルはデータに依存しているため、企業が可能な限り多くの情報を収集し、保存するのはわかりますが、コンピューティング技術の多様化が進むと、現実のデータソースやアプリケーションのコントロールが難しくなる可能性があります。


パーベイシブ・コネクティビティは、データやプロセスを共有することで、多様なツールを統合するものです。より多くの業界がDX(デジタルトランスフォーメーション)の重要性を認識するにつれ、パーベイシブ・コネクティビティも組織の成功にますます不可欠なものとなるでしょう。

統合されたエクスペリエンスのメリット

ITエコシステム全体にわたるパーベイシブ・コネクティビティを実現するには、かなりの時間を要します。なぜ組織はユビキタス・コンピューティング(「パーベイシブ・コンピューティング」の別称)に専念するのでしょうか。それは、統合することで以下のような多少のメリットがあるからです。

ユーザー維持の向上

モバイルアプリの約25%は、ユーザーにダウンロードされた後、一度しか使われないと言われています。つまり、激しい競争は、デベロッパーがユーザーのエンゲージメントを真剣に考えなければいけないということです。優れたユーザー体験を提供できなければ、顧客は他社が開発した類似の製品を選ぶでしょうからね。

組織の連携

ICT(情報通信技術)の多様化に伴い、企業にはデータのサイロを排除し、衛星システムからデータセンサーまで、あらゆるものの間でリアルタイムの互換性を確保するための信頼性の高い方法が必要ですが、自身のビジネスでは、AWSがホストするSaaS、オンプレミスで保管する自動化ツール、そして独自の整合性に関する懸念を持つサードパーティプロバイダーに依存しているかもしれません。

すべてのITアセット間のコミュニケーションを効率化する組織の連携により、データの収集、保存、分析がしやすくなります。強力で正確なデータ分析は、ほぼすべての業界にとって重要であり、例えば医療機関では、患者の予後予測、集団内の未知のウイルスの特定、人類が開発するには数十年かかるような潜在的な治療法の発見などに活用されています。

病気を治すにしても、成功するビジネスモデルを選択するにしても、信頼できるデータに基づいた組織の連携が必要です。

スケーラビリティの向上

優れたスケーラビリティにより、組織は進化する状況に対応することができます。例えば、あるeコマースストアでは、年末年始に多くの注文の処理が必要になることが分かるといったように、場合によっては拡張の必要性の予測ができる一方、迅速な拡張の必要性が不意に生じる場合もあります。

理想的には、パーベイシブ・コネクティビティによってスケーリングが速く簡単にしやすくなり、実世界で起こっていることにリアルタイムで対応できるようになります。

API 戦略の基礎は、組織のITにおける連携に大きな違いをもたらします。Integrate.io のトライアルを開始し、API の即時作成、API の制限、アプリケーションのデプロイの利点を是非ご覧ください。

パーベイシブ・コネクティビティと統合されたエクスペリエンスに向けたステップ

パーベイシブ・コネクティビティと統合されたエクスペリエンスを実現するための正確な手順は、組織独自のITエコシステムによって異なりますが、以下のプロセスは、目標に到達するための一般的なロードマップになります。

データソースの特定

データ監査を実施し、データソースをすべて特定します。他のツールに接続できるAPIを作成するために、これらが何であるかを知っておく必要があるのです。

ツールのクラウド化を検討

クラウド技術への投資は、ここ数年、増加の一途をたどっており、この傾向は今後も続くでしょう。オンプレミスのサーバーにも利点はありますが、クラウド技術の利便性を否定することはできません。SaaS、IPaaS、その他の選択肢を検討し、統合されたエクスペリエンスを向上させるパーベイシブ・コネクティビティを実現するクラウドベースのツールを探しましょう。

ユーザーの声を聞く

ユーザーから、統合されたエクスペリエンスに関する重要なフィードバックが得られます。従業員が作業をするのに、複数のツールを開く必要があると感じていませんか?顧客がツールを使うのに必要なデータを読み込む際に、何か問題が発生していませんか?
フィードバックを得ることで、潜在的な障害の特定ができます。そしたら、その問題を解決する作業に取りかかりましょう。

Integrate.ioで始めよう

Integrate.ioには、統合されたユーザー体験のためのパーベイシブ・コネクティビティを達成するのに役立つ数多くの機能が備わっています。インスタントAPIを作成することで、ツールを素早く接続することができ、データベースを組み合わせることで、ユーザーが必要な情報をすべて簡単に見つけることができます。さらに、ロギングとレポート機能により、潜在的な問題を未然に発見することもできます。

早速サインアップして、Integrate.ioをぜひ無料でお試しください。

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