ETLソリューションの競争市場において、Hevo、Fivetran、Integrate.ioなどのプラットフォームがトップを争っています。これはすべてETL/ELTプラットフォームですが、それぞれ提供する機能に独自のものがあります。ビジネスに最適なETLツールというのは、「自身の要件に最も合致したもの」になりますが、では、どのツールがビジネスニーズに合致しているかをどのように判断すればよいのでしょうか。

Hevo と Fivetran とIntegrate.ioの中でどのツールが一番いいか、3つのプラットフォームを細かく比較分析しましたので見ていきましょう。

目次

概要

Hevo Fivetran Integrate.io
重点項目 データ統合、ETLとELTの両方 データ統合、ELTのみ データ統合、ローコードETLとELTの両方
G2評価 星4.5/5 星4.2/5 星4.4/5
価格設定

イベント型

月額または年額

透明性の高い価格設定

行消費型

月額

透明性の高い価格設定

コネクタ型

月ごとの契約、年額課金

透明性の高い価格設定

統合 150以上のコネクタ 160以上のコネクタ 100以上のコネクタ
変換 格納前及び格納後 格納後のみ 格納前及び格納後
カスタマーサポート

有料ユーザーへの24時間365日サポート

メールでのサポート

無料サポート(ただし、プレミアムユーザー優先) 電話、テキスト、ビデオ、メールでのサポート、すべて無料かつ平等に受けられる

Hevoの特筆すべき点

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​​Hevo は、複数のソースからのデータ取得や、分析可能な状態への変換、ターゲットウェアハウスに配信するためのエンドツーエンドのパイプラインの提供をする、ノーコードのデータ統合プラットフォームです。データの格納前および後のデータ変換をサポートしており、ETL と ELT の両方に対応するツールとなっています。

Hevoは、データの抽出、変換、格納が完全に自動化されていることで人気を博しており、自動化の結果、データ分析やレポーティングの設定にかかる時間が大幅に短縮されます。また、ビジネス要件の増加に合わせて拡張できる信頼性の高いデータパイプラインを備えた、ユーザーに優しいプラットフォームをサポートしています。

Fivetranの特筆すべき点

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Fivetranは、データ抽出と格納のためのすぐに使えるコネクタを提供するクラウドベースのELTプラットフォームであり、データの格納後に実行されるウェアハウス内のデータ変換を提供します。

Fivetranは、自動化されたデータ統合とクエリに対応したスキーマで人気があります。Fivetranのコネクタは、APIやスキーマの変更に自動的に適応することで、データの整合性と信頼性を保証し、データソースとターゲットウェアハウス間の継続的なデータ同期を維持して、データアナリストに最も正確なデータへのアクセスを提供します。

Integrate.io の特筆すべき点

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Integrate.io は、ETL ローコードおよび ELT 統合をサポートする、データ統合のプラットフォームであり、ドラッグ&ドロップ機能を備えたシンプルなUI(ユーザーインターフェース)を提供し、以下のような機能を備えています。

ETL の初心者も上級ユーザーも、データ統合のニーズを実行するのに Integrateのプラットフォームを使うことができます。初心者の方には、シンプルなUIとローコードによるデータ変換があり、また、高度な API、豊富な表現言語、およびカスタマイズオプションが備わっているので、上級ユーザーは自由に活用することができます。

3者の機能

Hevoの主な機能

Hevoのデータ統合プラットフォームは、以下のような主要機能で充実しています:

  • 自動化されたエンドツーエンドのパイプライン: Hevo のデータ統合は、ソースエンドからターゲットエンドまで完全に自動化されています。この自動化されたデータパイプラインは、短時間で設定でき、メンテナンスも最小限で済みます。
  • 変換:Hevo では、データの格納前および格納後をフィルタリングするオプションにより、ユーザーがデータ変換プロセスをコントロールすることができますが、どのオプションを選択しても、Hevo のデータ格納の性能には影響しません。
  • 自動化されたスキーマ管理: スキーマ管理の自動化により、ソースとデスティネーション間の同期を維持し、ソースデータの変更に対応します。

Fivetranの主な機能

FivetranのELTプラットフォームが提供する主な機能は以下のとおりです:

  • 格納後の変換: Fivetranでは、データウェアハウス内でのデータ変換が提供され、非構造化データは、分析のために準備されるデータウェアハウスに格納されます。
  • 最適化された格納:Fivetranには、データの正確性を維持する効率的なデータ格納機能があり、データの変更を自動で段階的に更新し、各更新に伴う入力作業を軽減します。また、Fivetranのサーバーは、クラウドデータウェアハウスの負荷を軽減するために、データ取り込みのワークロードを効率的に処理します。
  • データの同期: Fivetranは、関連するデータのみをウェアハウスに複製することで、データの同期を最適化し、また、機密データを保護するためのデータブロック機能があります。さらに、ユーザーは、同期させたくないテーブルやフィールドを省略することができます。

Integrateの主な機能

Integrate.io は、Integrate のデータ統合プラットフォームのみが提供する以下の主要な機能により、他社との差別化を図っています:

  • API:顧客の運営・モニタリング・スケジュール管理システムなどのシステムとIntegrate.ioのプラットフォームを効率的に連携させるためのAPIを提供します。
  • パイプライン内の変換:Integrate は、パイプライン内のデータ変換を管理できる強力なデータエンジンをサポートしています。格納する前にデータ変換を行うことで、データウェアハウスにかかる計算コストを削減することができ、これは、大容量のデータを取り込む際に、非常にコストパフォーマンスの高い機能であることがわかります。
  • 高度なモニタリング:Integrate.io は、高度なモニタリングとロギング機能によって、解決すべき問題の簡素化や、統合の問題防止を実現します。また、進捗状況をライブでモニタリングするための追跡メトリクスがあり、さらに、そのメトリクスは、大量のデータの統合を完了するまでの予測時間を計算します。Integrate のモニタリングログによって、統合に関する問題を深く掘り下げ、あらゆる事故を未然に防ぐことができるのです。

Integrateは、3つのプラットフォームの中で唯一、高度なモニタリングとロギングを提供するプラットフォームです。詳しくはこちらをご覧ください。

統合

Hevoの統合

Hevoは150以上のデータソースとの統合と、40以上の無料データソースが提供されており、分析ツール、決済ゲートウェイ、SaaSアプリケーション、広告プラットフォームなどのデータソースをサポートします。さらにこのプラットフォームは、レポジトリに新しいデータソースを追加し続けています。

新しいデータソースについては、顧客の要望を取り入れてカスタム統合を構築します。

Fivetranの統合

Fivetranは、クラウドプラットフォーム、データベース、SaaSアプリケーション、およびデータウェアハウスへの160以上のコネクタへのデータ統合をサポートしています。カスタム統合については、Fivetranはユーザーが独自のコネクタをデザインすることができますが、構築はFivetranのチームが行います。Fivetranのコネクタは、クラウドアプリケーションから直接データを抽出することができ、クラウドストレージサービスを利用しているユーザーは、Fivetranを使ってウェアハウスへのデータの格納をすることができ、格納中に発生したデータの変更は、リアルタイムで同期されます。

Integrateの統合

Integrate.io は、最も広く使われているデータソースやデータウェアハウスに対応した、100 以上のすぐに使えるコネクタを備えています。既製のコネクタに加え、Integrate はネイティブの REST API コネクタを使ってマイナーなソースへのカスタム統合も提供してり、このプラットフォームでは、そのようなカスタムコネクタを大規模なデータベースへ保存・提供するコネクタに追加しています。また、ユーザーが接続の構築でお困りの場合は、Integrate の統合スペシャリストがお手伝いします。

Integrateには、HevoやFivetranにはないユニークなコネクタがあります。

価格

Hevoの価格モデル

Hevoは、データの更新や挿入などの「イベント数」に応じて課金され、価格モデルには以下のような3つのプランがあります:

  • 無料:100万件の無料イベントと50以上の統合機能が含まれる。
  • スターター:500万件のイベント登録で$239から。
  • ビジネス;大量のデータを扱うデータチーム向け。ビジネスニーズに合わせて御見積可能。

Hevoの価格設定は、月額課金と年額課金のオプションで透明性の高い価格モデルです。

Fivetranの価格モデル

Fivetranは、データを消費した行数に応じて、顧客に課金します。この方法だと、顧客は使った分だけを支払い、使用量が増えるにつれて単価が下がります。また、Fivetranの価格モデルには、毎月の有効な行数に応じて様々な料金での複数の価格帯があります。

Fivetranの価格モデルは透明性が高く、顧客は自分たちの支出を知ることができ、それに応じて予算計画を立てることができます。

Integrateの価格モデル

Integrate.ioは、顧客を第一に考えた独自の価格設定を行っています。HevoやFivetranとは異なり、Integrateはデータ量や負荷後の変換にかかる計算コストに課金しない代わりに、利用するコネクタの数に応じて課金し、月額定額制を採用しています。

Integrateの定額制は、複雑なワークフローで大量のデータを扱う場合でも、コストを管理・予測可能なものにします。

サポート

Hevoのカスタマーサポート

Hevoのカスタマーサポートは、顧客の問題をできるだけ速く効果的に解決し、年中無休のライブサポートで顧客の問い合わせに対応しています。プラットフォームには、オンラインライブチャットのカスタマーサポートのための インターコム が統合されていますが、ライブチャットのオプションは、Hevo の無料プランでは利用できません。

チャットだけでなく、メールでのサポートオプションもあり、さらに、文書のサポートは包括的で、定期的に更新されています。

Fivetranのカスタマーサポート

Fivetranは、すべてのサービスプランのユーザーに対して、カスタマーサポートを無料で提供しています。そのカスタマーサポートには、ユーザーからのお問い合わせ対応や、技術的な問題の解決が含まれていますが、上層の価格プランのユーザーは、最短で1時間以内に回答が貰えるなど、より速やかな対応を受けることができるよう優先的に対応してもらえます。

Integrateのカスタマーサポート

Integrateは、3つのプラットフォームの中で唯一、すべてのユーザーに電話、ビデオ、テキスト、メールによるサポートを平等かつ無制限に提供しているプラットフォームです。Integrate のカスタマーサービスは非常に効率的で応答性が高く、どの価格帯のユーザーに対してもサービスを提供しています。

Integrate の効率的なカスタマーサポートは、統合の構築や、変換ワークフローの自動化のために、Integrateが誰でも簡単に使える最高級の ETL プラットフォームとなることを目的としています。

Integrate.io に加わると、顧客はプラットフォームのファミリーの一員となり、Integrateでの経験は丁寧に扱われます。また、Integrate.io が提供する最高の ETL ソリューションを最大限に活用できるよう、専属の Integrate.io 統合スペシャリストが付きます。

結局この3つでどれがいいのか

Hevo、Fivetran、Integrate.ioはいずれも自動統合機能でよく使われるデータ統合プラットフォームです。これらのツールは、多くの運転上の類似点がある一方で、異なるユースケースに対応しています。つまり最適なツールの選択は、ビジネスの要件によりけりなのです。

例えば、Hevoの高度に自動化されたプラットフォームは、多数のデータパイプラインの速やかな設定に非常に有効ですが、その一方で、FivetranはELTのニーズを持つ企業により適しています。

また、HevoとFivetranは多くのビジネスユースケースで使われていますが、Integrate.ioほどにはビジネスニーズの高まりに対応できません。Integrate.ioは、3つのツールの中で最も効率的なETL/ELTソリューションで、初級者から上級者まで幅広くご利用いただけます。定額制の価格設定により、小規模から大規模のビジネス、さらにはスケーリングビジネスにも手頃なプラットフォームとなっています。

膨大なデータ要件に対応する柔軟で拡張性の高い ETL/ELT ソリューションをお探しなら、ぜひ Integrate.io にご相談ください。当社の統合スペシャリストとのデモをご予約の上、Integrate.io をぜひお試しください。