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はじめに 今回のユーザガイドは、多くのお客様からご質問をいただく「クラスター」と「ノード」について、本記事で解説します。 Xplentyはクラウド上で動作する仕組みなので、オンプレミス型ツールとは少し考え方が異なります。 このため、運用において不可欠な概念が「クラスター」と「ノード」です。 ここでは、Xplenty におけるクラスターとノードの役割や使い方を、具体例を交えて丁寧に見ていきます。 クラスターとノードとは? Xplenty では、データ処理の手順(パッケージ)を「クラスター」で実行します。 その際に頻繁に出てくる用語が「クラスター(Cluster)」と「ノード(Node)」です。以下に定義を示します。
クラスター  データ処理を行うためにまとめられた計算資源の集まり、いわば「作業場」です。  Xplenty のクラスターは、1つ以上のノードで構成されます。
ノード  クラスターを構成する要素で、実際にデータ処理を担う「作業者」のような存在です。  Xplenty では、1ノードで最大 3パッケージ(並列処理なし)を同時実行できます。 また、Xplentyの画面でクラスターを作るとき、以下の2種類が選べることがわかります。 項目 サンドボックス・クラスター プロダクション・クラスター 画面
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作成可能数 アカウントごとに1つだけ 複数作成可能(プランによる上限あり) 使用時間制限 なし あり(1ヶ月当たりの上限) ノード数 常に1個(追加不可) 複数指定可能(プランによる上限内に) スケジューラーで指定 不可 可能 用途 開発、テスト、手動実行 本番運用、定期実行やパッケージの並列実行 inactive time※ 30分 /1時間 1分 / 10分 / 30分 / 1時間 / 4時間 / 8時間 / 12時間 / 1日 / 3日 / 5日 / 7日 ※ inactive timeとは? クラスターにジョブ(実行しているパッケージ)がなくても、クラスターを維持する時間のことです。次のパッケージ実行までどれぐらいそのクラスターを維持するかを決める時間設定です。 ノードアワーの確認と計算 サンドボックス・クラスターは、スケジューラーへの指定やノード追加の出来ない事に対して使用時間の制限はありません。その故、手軽にパッケージの実行テストや手動実行の時に使います。 一方で、プロダクション・クラスターは、ノード追加による大量データの並列処理やスケジューラーによる定期実行などのより優れて機能を提供しています。より多くのコンピューティング資源を使うため、プランによるクラスターの使用時間が決まっています。この使用時間をXplentyではノードアワーと言います。 ここからはノードアワーとそれの計算の仕組みに対してみてみましょう。
  • 契約ノードアワーの確認 契約ノードアワーの確認は、Herokuの場合はHeroku Add-Onページにアクセスして頂いてintegrate.ioのPlan & Price部分が参考になると思います。プランごとのIncluded node hoursがプロダクション・クラスターの使用時間です。
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直接契約の場合はHeroku Add-Onの表とは異なりますの、担当営業にお問い合わせください。
  • 現在までの消費ノードアワーの確認 決まったノードアワーを全て消費すると基本的にプロダクション・クラスターの生成が出来なくなります。 この事態を防ぐために月の初めから現在までノードアワーの消費状況を確認する必要があるので、Settings-Usage(下記の図をご参照)にて確認できます。 黄色いバーはサンドボックス・クラスターの使用時間でおり、水色のバーはプロダクション・クラスターの使用時間です。
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  • ノードアワーの計算の仕組み 多くのお客様から寄せられたお問い合わせの1つがノードアワーの計算の仕組みです。 1ヶ月のデータパイプラインをXplenty上で回すために必要な合計のノードアワーを事前に計算しておく事で、継続的なデータパイプラインの運用に最適なプランの選択が出来ます。 計算式は下記のように非常にシンプルで、計算式のサンプルの表も合わせてご覧ください。
  • ノードアワー計算式
  • クラスター維持時間の計上単位 - 1時間
  • ノード数 x 維持時間 = ノードアワー
ケース 使用ノード数 クラスター維持時間 消費ノードアワー ケーズ-1 1 1~59分 1時間 ケーズ-2 1 1時間 1~59分 2時間 ケーズ-3 2 30分 2時間 ケーズ-4 2 1時間 2時間 クラスターの維持時間とinactive timeの関係 クラスターの生成時やスケジューラーのクラスター設定画面でよく見かけるのがinactive timeです。これによりクラスターがアイドル状態(実行中のジョブがない状態)をどれぐらいに維持するかが決まります。弊社は、このinactive timeの調整で集中してジョブを実行することをお勧めします。 分かりやすく、例でノードアワーの消費がどれぐらい節約できるか見てみましょう。
  • 条件:実行時間が10分掛かるジョブを20分間隔で実行(1ノードのクラスター)
ケース クラスター生成回数 ジョブの総実行時間 消費ノードアワー inactive timeの設定なし 3回(ジョブの実行毎に生成して削除) 3 x 7分 = 21分 3 x 1時間 = 3時間 inactive timeの10分 1回(ジョブ実行とinactive timeの10分で1回) 3 x 7分 = 21分 1 x 1時間 = 1時間 簡単な例ですが、inactive timeの適切な設定によって2時間が節約になりました。ぜひ、inactive timeで効率的にクラスターをお使い頂ければ幸いです。 クラスターにノードの追加を考慮する時は? 通常、1ノードクラスター(基本設定)で十分だと思いますが、クラスターにノード追加は何を持って判断したら良いでしょうか? ノードの追加基準について、下記のように整理してみました。ご参考になれば幸いです。 ケース ソース デスティネーション 1ノードに対する設定値

パッケージの同時実行

1ノードでは最大3パッケージまで Databaseの並列処理
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parallel connectionsを5に設定 File Storageの読込み/書込み
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ノード数に応じて自動割り当てになる 状況に応じて、ノード数を増やすのが効果的かどうかを判断すると良いかと思います。 後書き 以上でクラスターとノードについて見てみました。 弊社、integrate.ioはリーズナブルな価格でお客様のDX/AI構築に必須である賢いデータ転送機能を提供しております。 ぜひ、2週間の無料トライアルにてXplentyを試して頂ければと存じます。 心からお待ちしております。
最終更新日 2026年7月13日